弥生っこ村には、日本で初めての発見となる木柵で囲んだ弥生時代の集落跡「地蔵田遺跡」が復元されています。
具体的には、竪穴住居3軒と、周りを囲んだ木柵、土器棺墓、土壙墓などです。
この復元整備には、地元の御所野学院中・高等学校(中高一貫校)を中心に秋田市内の生徒と市民が一緒になって手づくりで復元されたそうです。
(ボランティア活動にも載せてあります)。
竪穴住居跡は全部で4軒発見されましたが、4軒目は村ができて少し時間がたち、木柵がなくなってから建てられたため、今、復元されてあるのは3軒です。
壁のある壁立(かべだち)式の竪穴住居で、一般的な弥生時代の竪穴住居よりも大きく、復元した3軒の中で一番大きい4号竪穴住居は、直径9.1m、面積65.5uで、約40畳もあります。
竪穴住居の中には、復元された土器などが展示されてあります。
わかりにくいかもしれませんが、土でお山を作って、その上に石が置いてあります。
今は、お墓ではなく、10年後に開くタイムカプセルが埋められているそうです。
東屋からは、弥生っこ村が一望できますよ!
東屋の2階から見た弥生っこ村です。